スポーツカー

ベンツでスポーツカーというと車になじみのない人はあまりぴんとこないかもしれません。
しかし、ベンツはセダンなど以外にも車全般の製造を行っているメーカーなのです。
日本では輸入販売代理店のブランド戦略イメージが強く、高級車というイメージがあります。
しかし廉価なタイプの乗用車も作っていますし、タクシーやバス、トラックなどに使用される車種も製造されているのです。
そしてもちろんレースカーも開発しています。
メルセデスは1930年にグランプリレースに出場して以来、1954年から2シーズンにわたってF1世界選手権に参戦しています。それより前の戦前からベンツはモータースポーツに盛んに参加していたという記録も残っています。

ベンツのレーシングカーの歴史はAMGの歴史と言っても過言ではないでしょう。
AMGはもともとレース用の自動車エンジンの設計等を行う会社として設立されました。
その後、アフターマーケットにおいてメルセデス・ベンツの乗用車のチューニングを行うようになります。 1980年代後半に入ってオフィシャルにメルセデス・ベンツのパーツ供給が始まって1993年はじめて共同開発の車が製造・販売されました。
1999年に正式にメルセデス・ベンツの一部門としてスタートし、現在まで高性能のエンジンを搭載したモデルの供給に携わっています。

AMGのデザインというと威圧感があり、パワフルでいかにも大排気量の車という感じのものが多かったのですが、最近ではメルセデスらしい落ち着いたスタイリングのものも多くなってきています。
ベンツSLSブラック(メルセデス・ベンツ日本株式会社)が好き!